ある1年1組の読み聞かせの記録(37)
2007-04-12


次に行きます。

「ねずみのおいしゃさま」 中川正文 文、 山脇百合子 絵、福音館書店
「アンディとらいおん」 ジェームズ・ドーハーティ 作、 福音館書店

「ねずみのおいしゃさま」は、雪の中をリスの家まで往診に出かけます。ところが大雪で途中で進めなくなり、冬眠中のお家へ避難。翌朝着いた時にはリスの子の病気はよくなってるし、今度は自分が風邪をひいてしまいます。

「アンディとらいおん」は見るからに古めかしい絵本なのですけれど、けっこう聞いてくれます。やはり絵に迫力や動きがあるからなのでしょう。このクラスではないですが、学校行くのに教科書が少ししかない、というのを大きな声で指摘してくれた子もいましたが、文化の違いってことで。
アンディは学校へ行く途中ライオンに出会って、その足に刺さっているとげを抜いてやります。しばらくしてサーカスを見に行った時、アンディの前にライオンが飛び出してきて大騒ぎになりますが…。
誰もが好きになる絵本ではないですが、クラスで一人くらい、男の子が妙に気に入っちゃったりして、後で本棚から取り出して読んでたりします。
個人的にこの本の好きなところは、アンディが最初に図書館に本を借りに行き、最後に返しに行くという所(見るからにど田舎なのに、子どもが自分で歩いていける距離に図書館がちゃんとあるんだから、アメリカって偉い)。それと、献辞がささげられているのがニューヨーク公共図書館前のライオン達である点です。
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